12/5 諦める強さと弱さ
大人になって諦める事を知ったら、凄く弱い人間になった気がする。
若い時の全能感とか、真っ直ぐな正義感とか、人を諦めないで闘う姿勢とか、その全てを担う底知れぬエネルギーとか。それらは全部どこに行ってしまったんだろう。
闘う価値があろうとなかろうと真っ正面からぶつかってきたけど、今は闘う価値があるかどうかを気にするようになってしまった。そして、勝手に闘う価値がない人だと判断したくせに、勝手に寂しい気持ちになる。相手にもっと要求してしまう身勝手な大人になった気がする。諦めることでストレスが軽減される一方、圧の無さに不安を覚えた。
それが悲しくて悲しくてしょうがない。
ライバルの敵を失った勇者というか、何というか。自分の存在価値や定義をするのが難しくなってきた。
モヤモヤ状態での夜中の独り言でした。
おしまい。