12/8 みみ
耳が聞こえなくなることは不都合なのか好都合なのか。
クラブのPAさんの耳は1年で寿命がきてそのあとはハイがだんだん聞こえなくなるとか。
夫婦はやがて歳をとると耳がだんだん遠くなり、お互いの声の高低の周波数が聞こえなくなってくるから、それが夫婦円満に役に立つのだとか。
コミュニケーションは必ずしも耳が聞こえるか聞こえないかっていうわけでは無い。私のいとこ2人は難聴だけど、コミュニケーションを取りたくて一生懸命手話を覚えてお話したりしたし、結局は伝える側の努力と受け取る側の姿勢が全てなんじゃないかな。
聞く耳を持たなければ、伝える側が一生懸命コミュニケーションを取ろうとしてもただの片想いだし、いくら受け取る側が一生懸命聞きたくても伝えたくないと思われたら受け取れない。
私はきっと伝えたくて伝えたくてしょうがない性分で、なのに不器用で言葉足らずで受け取る側に有無を言わさず喋るから努力が足りないのでしょう。
本当は悪口を言いたいわけでも、愚痴を言いたいわけでも、惚気たいわけでもないんだけど、毎日が薄っぺらいのか話すことが薄っぺらいのか。
私はただ話を聞いてもらいたいという欲求に苛まれてるだけで、特に聞いて欲しいことがないのかもしれない。振り向いて私に目を向けて欲しいだけなのかもしれない。私の気持ち、毎日の出来事、思った事、私自身にもっと触れて欲しいだけなのかもしれない。結局は寂しがり屋の構ってちゃんなのだーーーって思ったら途端に馬鹿らしくなってきた…
それでも飽きずに話を聴いてくれて、大きい耳で包んでくれる人を大事にしなきゃなと思う私でした。
自己顕示欲と構ってちゃん精神の塊なので、最終目標はこんなとこにつまらない文章を書き殴らないようになることです。その日が来るまでは、ここでしばらくお相手くださいませ。
おしまい